生年月日から年齢を求めるならYEARFRAC関数

生年月日から年齢を求めるならYEARFRAC関数

YEARFRAC関数とは?

概要

2 つの日付の間の全日数が1年間に対して占める割合を計算します。 

書式は以下になります。

=YEARFRAC(開始日, 終了日, [基準])

書式のコピーは下記からできます。

=YEARFRAC(開始日, 終了日, [基準])

つまりこう

年齢は
=ROUNDDOWN(YEARFRAC(C10,$G$2,1),0)
で求めることができます。

解説

手順1.年齢を出したいリストです。

生年月日と今日の日付から年齢を求めるならYEARFRAC関数を使用します。

手順2.YEARFRAC関数で開始日を選択します。

YEARFRAC関数で生年月日(開始日)を選択します。

=YEARFRAC(C3,

手順3.終了日を選択します。

続いて終了日を選択します。

今回は今日時点での年齢を出したいので、本日の日付を選択します。

=YEARFRAC(C3,$G$2,

この時絶対参照を忘れないでください。

手順4.基準を設定します。

最後に基準を入力しますが、基本的にここは何も考えずに「1」を入力してください。

=YEARFRAC(C3,$G$2,1)

手順5.小数点入りの年齢が出ました。

これで年齢を求めることができまし、、、た?

YEARFRACは本来割合を出すので、24.1293歳と出てしまいました。

この端数は切り捨てたいと思います。

そこでROUNDDOWN関数を使用します。

※ROUNDDOWN関数について詳しくはこちら

手順6.小数点を除くためにROUNDDOWN関数を使用します。

先ほどの関数を更にROUNDDOWN関数で囲みます。

=ROUNDDOWN(YEARFRAC(C3,$G$2,1),0)

手順7.小数点を除いた年齢を出すことができました。

これで端数を切り捨てた年齢を出すことができました。

手順8.年齢を出すことができました。

他のセルも同様に出すことができました。

まとめ

年齢は
=ROUNDDOWN(YEARFRAC(C10,$G$2,1),0)
で求めることができます。

今回はYEARFRAC関数で簡単に年齢を求めることができました。

本来この関数は開始日を終了日の日数が1年間に占める割合を出すのが目的ですので、それの応用となります。

あまり年間に占める割合を求める機会は多くないと思いますので、

皆さんになじみのある生年月日を例に出させていただきました。

それではまた。

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