RANK.AVG関数とは?
概要
数値のリストの中で、指定した数値の順位を返します。複数の値が同じ順位にあるときは、平均の順位が返されます。
書式は以下になります。
=RANK.AVG(数値,範囲,[順序])
書式のコピーは下記からできます。
つまりこう
解説
テストの点数から順位を出すにはRANK.AVG関数を使用します。
順位を出したいセルを選択します。
=RANK.AVG(C3,
順位を出す対象範囲を選択します。
=RANK.AVG(C3,$C$3:$C$11)
範囲選択の際に絶対参照を必ず行ってください
順位を出すことができました。
他のセルも同様に順位を出すことができました。
RANK.EQとの違い
RANK.EQとの違いは同率時の表示の違いです。
上記の例で行くと、RANK.EQの場合は「2」となりますが、RANK.AVGでは「2.5」となります。
これは「2位」と「3位」の間をとって「2.5」となっております。
上記3つは「6」が3つ表示されております。
これは同率で「5位」「6位」「7位」があるため、間をとって「6位」となっております。
ようするに平均ですね。RANK.AVGでAVERAGE(平均)なので。
まとめ
個人的な感想ですが、RANK.AVGみたいな表示の仕方はあまりしないかなと思います。
基本的には同率の場合は上位の順位をつけることが多いのでRANK.EQを使う場合が多いです。
ただそれだと同率の数が多い時に「1位」「2位」「2位」「2位」「2位」「2位」「2位」「2位」「2位」「10位」みたいに
少し全体のバランスが悪く見える可能性があるため、その際はRANK.AVG関数を使用するといいかもしれません。
それではまた。