複数の検索条件で異なる結果を返すならIFS関数

複数の検索条件で異なる結果を返すならIFS関数

IFS関数とは?

概要

1 つ以上の条件が満たされているかどうかをチェックして、最初の TRUE 条件に対応する値を返します。

書式は以下になります。

=IFS(論理式1,真の場合1,[論理式2],[真の場合2]…)

書式のコピーは下記からできます。

=IFS(論理式1,真の場合1,[論理式2],[真の場合2]…)

つまりこう

複数条件で異なる結果は
=IFS(C9>=80,"優",C9>=70,"良",C9>=60,"可",C9<=59,"不可")
で求めることができます。

解説

手順1.結果を出したいリストです。

複数の条件付けから異なる結果を返すにはIFS関数を使用します。

手順2.論理式を作成します。

まず通常のIF関数のように論理式を作成します。

=IFS(C3>=80,

手順3.真の場合を作成します。

論理式が真の場合の結果を作成します。

=IFS(C3>=80,”優”,

手順4.論理式と真の場合の2つ目を作成します。

同じように論理式2と真の場合2を作成します。

=IFS(C3>=80,”優”,C3>=70,”良”,

手順5.論理式と真の場合の3つ目を作成します。

続けて論理式3と真の場合3を作成します。

=IFS(C3>=80,”優”,C3>=70,”良”,C3>=60,”可”,

手順6.論理式と真の場合の4つ目を作成します。

最後に59点以下の場合の論理式4と真の場合4を作成します。

=IFS(C3>=80,”優”,C3>=70,”良”,C3>=60,”可”,C3<=59,”不可”)

※「それ以外」を定義する場合、論理式4は「TRUE」で作成します

手順7.異なる結果が返されました。

点数によって異なる評価結果を返すことができました。

手順8.他のセルも同様に出すことができました。

他のセルも同様に出すことができました。

まとめ

複数条件で異なる結果は
=IFS(C9>=80,"優",C9>=70,"良",C9>=60,"可",C9<=59,"不可")
で求めることができます。

IF関数の複数組み合わせと比べると何個もIF(…と続けなくてよいので少しスッキリしますね。

なによりIF関数を複数使用する場合、最後の)の数が分からなくなりがちなので助かります。

それではまた。

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