こんな時どうしたらいいの?
・該当のセルが偶数か奇数かで表示メッセージを変えたい!
・該当のセルが偶数の場合は担当者をAさん、奇数の場合はBさんにしたい!
そんな時はISEVEN関数を使いましょう!
ISEVEN関数とは?
数値が偶数のとき TRUE を返し、奇数のとき FALSE を返します。
書式は以下になります。
=ISEVEN(数値)
書式のコピーは下記からできます。
つまりこう
解説
選択したセルが偶数か奇数かを調べるならISEVEN関数を使用します。
既に対象セルには値が入っているため、それぞれがどう判定されるか確認します。
まずは2の値を対象にします。
=ISEVEN(B3)
2は当然偶数なので「TRUE」となります。
4も偶数なので当然「TRUE」となります。
次に5と7を対象にしてみます。
こちらは奇数なので「FALSE」となります。
次に小数点の数値はどうなるか確認します。
小数点がある場合、小数点以下は切り捨てとなります。
よって 8.9 = 8 となるため「TRUE」となり、
9.1 = 9 となるため「FALSE」となります。
続いては文字列です。
文字列は数値ではないため偶数・奇数の判断ができません。
そのため文字列が入った場合はエラーとなります。
続いては何も入力しない空白セルの場合です。
この場合は「TRUE」となります。
最後に日付です。
この場合、記載した2023/2/1は「TRUE」となりましたが、
前後の日付では「FALSE」となりました。
これは日付がシリアル値に基づいて算出されているためと考えられます。
※シリアル値について詳しくはこちら
まとめ
今回はISEVEN関数をご紹介しました。
空白セルを検証した際に結果が「TRUE」になってましたが、
正直ここは私もあまり納得がいってません。
いろいろと考えてみたのですが私自身あまり納得しておらず、
もしご覧になられた方で理由をご存じの方はぜひ教えてください。
今回のISEVEN関数については偶数か奇数かなので、
規則性を求めて当番とかを決める場面で使えそうですね。
(偶数日の担当Aさん、奇数日の担当Bさんみたいな)
他の関数で偶数か?奇数か?を求めることってあまりできないと思うので、
もし使える場面があれば積極的に使っていきましょう。
それではまた。