WEEKDAY関数とは?
日付に対応する曜日を返します。
書式は以下になります。
=WEEKDAY(シリアル値,[週の基準])
書式のコピーは下記からできます。
つまりこう
解説
日付から曜日情報を取り出します。
WEEKDAY関数で日付のセルを選択します。
=WEEKDAY(B3)
本来であれば週の基準も選択する必要がありますが、なくても問題ありません。
むしろ省略するほうが良いと思います。
これで曜日情報を抽出することができました。
コピーすることでほかのセルも曜日情報を出すことができました。
曜日情報とは?
曜日情報とは、下記に当てはまる数値のことです。
今回週の基準を省略したため、一番上の行から「4」が選ばれました。
週の基準 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1または省略 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
2 | 7 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
3 | 6 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
11 | 7 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
12 | 6 | 7 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
13 | 5 | 6 | 7 | 1 | 2 | 3 | 4 |
14 | 4 | 5 | 6 | 7 | 1 | 2 | 3 |
15 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 1 | 2 |
16 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 1 |
17 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
なぜ曜日ではなく数値が出る?
もしここで出てくる情報が「水曜日」という文字が出てくるとしましょう。
人によっては「水曜日」ではなく「水曜」もしくは「wed」等のように表示したい人もいます。
もし「水曜日」と出てしまうとそれができない(できるけど面倒な)ので、数値情報が出てくるわけです。
曜日情報を活用するには
しかしこの「4」という数値のままではよくわからないままなので、
「水曜日を定休日としたい」という目的があると仮定して作成してみます。
IF関数で曜日情報を選択します。※IF関数について詳しくはこちら
水曜日の場合、「定休日」と返すので論理式は「C3=4」となります。
=IF(C3=4,
もし該当のセルが4の場合は水曜日なので、その際は「定休日」と返すようにします。
=IF(C3=4,”定休日”,
もし水曜以外なら、D列のセルには何も表示されないようにします。
=IF(C3=4,”定休日”,””)
これで水曜日の時、「定休日」と返すことができました。
他のセルも同様に出すことができました。
まとめ
もし「曜日の列が数字なのはなんか見にくい、いやだ」という人は右クリック→セルの書式設定から
ユーザー定義で「種類」の欄に「aaa」と入力してみてください。
「4」なら「水」と表示されます(「aaaa」で「水曜日」なります)。
パッと見で分かりたい人にはおススメなのでぜひ。
それではまた。