複数条件に合致する件数を出すならCOUNTIFS関数

複数条件に合致する件数を出すならCOUNTIFS関数

こんにちは、すまいるです。

私はExcelを駆使すること派遣社員→某有名企業の中間管理職となり、年収は3倍以上高くなりました。

さて、本日は複数条件に合致する件数を出すときの関数をご紹介します。

こんな時どうしたらいいの?

・様々な条件に合致するデータの個数を調べたい

・後から条件を追加しやすい関数で個数を調べたい

そんなときはCOUNTIFS関数を使いましょう!

COUNTIFS関数とは?

概要

複数の条件に合致する引数の数を返す関数です。

書式は以下になります。

=COUNTIFS (条件範囲 1, 検索条件 1, [条件範囲 2, 検索条件 2],…)

書式のコピーは下記からできます。

=COUNTIFS(条件範囲1,検索条件1,[条件範囲2,検索条件2])

つまりこう

複数条件での検索は
=COUNTIFS(D4:D19,"女性",F4:F19,"契約")
で求めることができます。

解説

それでは使い方を見ていきたいと思います。

手順1.複数条件で出したいリストです。

このような複数条件下や比較する場合においてCOUNTIFS関数を使うととても簡単に算出できます。

手順2.COUNTIFS関数で条件範囲と条件を選択します。

まずは探したいセルで以下の条件を入力します。

=COUNTIFS(B4:B19,”2月1日”,

今回の場合特定の日付の来店者を条件範囲にしたいので、日付の「B4:B19」を選択します。

次に検索条件1については「2月1日の来店者」を対象にしたいので、“2月1日”を入力します。

手順3.2つめの条件と範囲を入れます。

次に2つ目の条件を入力します。

=COUNTIFS(B4:B19,”2月1日”,D4:D19,”男性”,

条件範囲2については性別で条件を入れたいので顧客性別である「D4:C19」を入力します。

次に検索条件2については「男性」を対象にしたいので、“男性”を入力します。

手順4.3つ目の条件を入れます。

最後に3つ目の条件を入力します。

=COUNTIFS(B4:B19,”2月1日”,D4:D10,”男性”,E4:E19,”AM”)

条件範囲3については対応時間で条件を入れたいので「E4:E19」を入力します。

次に検索条件3については「AM」を対象にしたいので、“AM”を入力します。

手順5.合致する個数を出すことができました。

はい、これで3つの条件に合う数を求めることができました。

それでは続けて下部の比較部分についてもやってみましょう。

手順6.続いて条件を変えて抽出します。

まずAMとPMで相談数の比較を行います。

AMの相談数を求める場合、条件は「AM」と「相談」の2つの条件になります。

よって以下のようになります。

=COUNTIFS(E4:E19,”AM”,F4:F19,”相談”)

手順7.同様に条件を変えます。

PMで求める際はAM同様の関数になりますが、条件1の部分が「AM」から「PM」になります。

=COUNTIFS(E4:E19,”PM“,F4:F19,”相談”)

これでAMとPMの相談数の比較ができるようになりました。

続けて別の事例を見ていきます。

手順8.こちらも条件を変えます。

男性と女性で契約数が多いのはどちらかを見ていきます。

男性の契約数を求める場合、条件は「男性」と「契約」の2つの条件になります。

よって以下のようになります。

=COUNTIFS(D4:D19,”男性”,F4:F19,”契約”)

手順9.こちらも条件を変えます。

あとは「男性」を「女性」に変更すれば女性の契約数も出すことができます。

=COUNTIFS(D4:D19,”女性“,F4:F19,”契約”)

これで男性と女性の契約数の比較ができるようになりました。

手順10.それぞれの結果を出すことができました。

仕事等でも「どちらが大きい?」や「どんな傾向がある?」といった傾向を出す際に比較は重要な手法となります。

まとめ

複数条件での検索は
=COUNTIFS(D4:D19,"女性",F4:F19,"契約")
で求めることができます。

COUNTがつく関数はいくつかありますが、その中でもCOUNTIFS関数は様々な使い方へ応用できるので

COUNT関数の中では真っ先に覚えるとよいでしょう。

それではまた。

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