リストの合計値を出すならSUBTOTAL関数

リストの合計値を出すならSUBTOTAL関数

こんにちは、すまいるです。

私はExcelを駆使すること派遣社員→某有名企業の中間管理職となり、年収は3倍以上高くなりました。

さて、本日はリストの合計値を出すときの関数をご紹介します。

こんな時どうしたらいいの?

・表の中の小計を除いた合計値を出したい

・表の数値で個数を求めたり平均値を求めたり様々な数値を出したい

そんなときはSUBTOTAL関数を使いましょう!

SUBTOTAL関数とは?

概要

リストまたはデータベースの集計値を返します。

書式は以下になります。

=SUBTOTAL(集計方法,範囲 1,[範囲 2],…)

書式のコピーは下記からできます。

=SUBTOTAL(集計方法,範囲1,[範囲2])

集計方法一覧

集計方法集計の種類関数
1 or 101平均値を求めるAVERAGE
2 or 102数値の個数を求めるCOUNT
3 or 103データの個数を求めるCOUNTA
4 or 104最大値を求めるMAX
5 or 105最小値を求めるMIN
6 or 106積を求めるPRODUCT
7 or 107不偏標準偏差を求めるSTDEV.S
8 or 108標本標準偏差を求めるSTDEV.S
9 or 109合計値を求めるSUM
10 or 110不偏分散を求めるVAR.S
11 or 111標準分散を求めるVAR.P

つまりこう

リストの集計値は
=SUBTOTAL(9,C3:C10)
で求めることができます。

解説

手順1.合計値を出したいリストです。

営業所別の売上高を算出していきます。

手順2.にSUBTOTAL関数を入力します。

関東支店にSUBTOTAL関数を入力します。

集計方法は今回合計値を出すため「9」を選択します。

=SUBTOTAL(9,

手順3.合計したい範囲を選択します。

合計したい範囲を選択します。

=SUBTOTAL(9,C3:C5)

手順4.関東支店の売上合計が出ました。

関東支店の売上高合計が算出できました。

手順5.同様の流れで関西支店を入力します。

関西も同様の流れで算出します。

手順6.関西支店の合計を出せました。

関西の売上高合計を求めることができました。

手順7.支店全体を出します。

最後の支店合計ですが、こちらもSUBTOTAL関数で算出します。

=SUBTOTAL(9,C3:C10)

手順8.全体の売上を出すことができました。

これで数値の重複なく、売上高合計を算出することができました。

まとめ

リストの集計値は
=SUBTOTAL(9,C3:C10)
で求めることができます。

この関数は私も恥ずかしながら最近知りました、大変便利ですね。

知った翌日から業務で使用してます。

イチイチSUM関数で選択しなおさなくても出てくるので、更新が楽になりました。

少し癖がありますが、使えるようになればとても便利ですよ。

それではまた。

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